【必見】「自分から勉強する子」になるための新習慣

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学習塾の記事

最近の教育業界では「自律学習」「自己学習能力」といった自己管理する力の重要性が注目されています。自分自身で進んで学んび、知識やスキルを獲得することは、将来の成功においても不可欠な要素とされています。そういった自己管理能力や自主性は、一朝一夕で身につけられるようなものではありませんが、子どもの接し方や声掛けなどを意識することで力を伸ばすことが可能できます。
これから紹介する内容は、今日からすぐ実践できるような簡単なものばかりなので、ぜひ意識して取り入れてみてください!

キーワードは「好奇心」と「自己効力感」


自分から勉強する子になるには、前提として「勉強することが好きになる」ことが重要です。そのために欠かせないものが「好奇心」
どんな人でも、自分が興味のあることについては、進んで調べたり、自主的に取り組んだりすることができます。つまり、「自主性」には、「好奇心」が必要不可欠な要素となるのです。
また、勉強をスタートさせても、難しい問題に直面すると、やる気を失ってしまい、気持ちが続かないこともあります。困難に直面しても、諦めない強い心を育てるには、「自己効力感」を高めることが重要なカギとなっていきます。
そんな「好奇心」と「自己効力感」。どうやったら自然と育むことができるのでしょうか?
次項で詳しくご紹介します!

「好奇心」を育てるには?


好奇心は子どもが生まれ持った、素晴らしい才能です。
見るもの全てが自分にとって新鮮に感じられるため、大人の私たちよりも色々なものに興味を持ちやすいです。
しかし、この時に親が良かれと思って必要以上に手を焼いてしまうと、自分の意志ではなく、他者に強制されている感覚が強くなり、かえって興味をなくしてしまう恐れがあります。子どもの好奇心を育てるには、親は必要以上に干渉せず、子どもの興味が赴くまま、行動できるようにサポートすることを重要です。

「興味のタネ」を見つける


「好奇心」を育てるには、子どもの「楽しい」という気持ちが欠かせません。
動物園、水族館などの楽しめる教育施設に訪れたり、家庭ではなかなか体験することができない、ものづくりのイベントに参加してみるなど、子どもが何に興味を示すのか、「興味のタネ」を見つけてみましょう。
子どもの「興味のタネ」が見つかったら、そこからはさらに深堀りしていきます。例えば、水族館に行って魚に興味を持ったら、図書館に行って海の生き物に関する本を借りてみたり、他の水族館に訪れてみたりすることで、楽しみながら、さらに知識を深めていくことができます。

子どもをほめる


「好奇心」を育てるには、「興味のタネ」を見つけることと同時に、子どもへの接し方や声掛けもとても重要です。
子どもが何かに興味を示したら、「よく気づいたね!」「すごいね!」とほめてあげると子どもの意欲を刺激することができ、さらに好奇心を育てることができます。
また、何かに興味を持つことが「良いこと」だと理解すると、さらに色々なものに興味を示すようになります。そして、知識が増える喜びを実感すると、勉強がポジティブな印象に変化し、自然と勉強をすることが好きになっていくはずです。

「自己効力感」を高めるには?


自己効力感とは、心理学用語の一つで、ある物事に対して「自分なら乗り越えられる」「きっとできるはず」と思えるような自分の能力や成功を信じることができる状態のことを指します。
自己効力感を高めると、困難な問題に直面しても立ち向かうことができ、たとえ失敗しても早く立ち直ることができます。近年ではビジネスシーンを始め、教育や予防医学など様々な分野で重要視されるようになってきています。
そんな「自己効力感」の簡単な高め方をこれからご紹介します。

一日一つ目標を立ててみる


自己効力感を高める方法の一つに、「成功体験の経験」があります。
成功体験と聞くと、大会で優勝したり、受験で合格したりといったスケールの大きなものを思い浮かべてしまうかもしれませんが、一日の間で達成できるような小さなものでも大丈夫です。
例えば、「ご飯をよく噛んで食べる」や、「お風呂にしっかり浸かる」など、無理をせずに達成できる目標をまずは立ててみましょう。一日、一日、確実に目標達成していけば、気づかない間に大きな自信が生まれているはずです。この自信が、次の成功体験を生む足がかりとなります。

ポジティブな声掛け意識する


自己効力感を高める上でも、やはり声掛けはとても重要なものです。子どもをほめることももちろん大事ですが、それ以外にも、「絶対大丈夫!」「あなたならきっとできる!」といった前向きな言葉をかけてあげたり、「こうやるとできるよ」とやり方を説明することで、子どもは「自分でもできそうだ」と思えるようになります。また、子どもが何かに失敗してしまった場合でも、失敗を責めるのではなく、そこに至るまでの過程に注目して、「ここまではできていたから、次は絶対大丈夫」と肯定してあげましょう。そうすることで、ネガティブな思考を防ぎ、自己効力感を強めることができます。

まとめ

子どもが自分から進んで勉強する「自己学習能力」を身に着けるには、「好奇心」と「自己効力感」の向上がとても重要です。
好奇心は子どもの「楽しい」という気持ちに寄り添うこと、興味を示したらほめてあげることで育てることができます。
また、自己効力感は、小さな成功体験の積み重ねやポジティブな声掛けで高めることができます。
どれもすぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひ意識して子どもと向き合ってみてください。

「好奇心」を育てるポイント

  • 「興味のタネ」を見つける
  • 子どもをほめる

「自己効力感」を高めるポイント

  • 一日一つ目標を立ててみる
  • ポジティブな声掛け意識する