大学受験に必要な英語スキル

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英会話の記事

大学受験だけでなく、高校受験でも英語力が必要となってきている時代です。受験に「英語外部試験利用」を導入している学校が年々増えてきており、利用者の9割が英検🄬を利用しているそう。

英語外部試験利用とは
受験生の英語力を判断したり、得点化して合否判定の材料にしたりする入試制度。英検®・TOEIC®・TOEFL®など様々なテストが利用できます。

英検®やTOEIC®の資格を持っているだけで、入試で下記のような優遇があります。

出願資格
出願資格として、英検®〇級以上などの条件を設定されているケースがあります。
試験の得点換算、加算
例えば「英検®2級をもっていれば大学の英語試験で70点に換算する」など、取得級に応じた得点の換算、加点が行われます。
受験免除
設定されている英検®の級を持っていると、大学独自の英語試験が受験不要になります。
資格を持っていたら入試の際にこんなにも良い優遇があると、入試に対する気持ちが少し楽になりますね。受験免除としている大学は少ないですが、得点換算加点でも、あるのとないのでは大きな差があります。

受験で利用する資格の有効期限
TOEFL®以外は公式的には資格有効期限はなく、一度合格したら一生ものです。
ですが、入試の場合は異なります。
受験する学校にもとこなりますが「取得から2年以内」といった制限がかけられている場合があります。
高校1年生の早い時期に受験し合格しても、大学入試のある高校3年生の冬には期限が切れている可能性があります。

 

実際に必要な資格レベル【2024年】

受験のあり方も変わってきている今の時代、英会話でのコミュニケーション力だけでなく資格取得も大切になってきています。
「英語外部試験利用」を導入している大学の2024年の募集要項を見てどれぐらいのレベルが必要か見ていきましょう。

亜細亜大学(全学部)

一般入試・全学統一(後期)
個別試験「英語」の得点に換算(80%)(受験した場合は高得点の方を利用)

募集要項より抜粋

上智大学(全学部)

一般選抜(TEAPスコア利用方式)
個別試験「英語」の得点に換算(※学部・学科により配点は異なる)
一般選抜(学部学科試験・共通テスト併用方式)
共通テスト「外国語」の満点を上限に加点(5~30点)
※共通テストの受験は必須※リンガスキルの利用可
一般選抜(共通テスト利用方式)
共通テスト「外国語」の得点に換算(180または200点)
※共通テスト「外国語」の受験は必須※リンガスキルの利用可

募集要項より抜粋

関西外国語大学(全学部)

一般入試(前期日程S方式)
個別試験「外国語」の満点を上限に換算(10~20点)

募集要項より抜粋

今回は英語外部試験を導入している有名大学を3つ紹介しましたが、いかがでしたか。
英検の資格を利用する場合、導入している大学のほとんどが準2級・2級以上が対象となっています。資格期限についても大学によって大きく異なり、2年間設けられている大学もあれば、関西外国語大学のようにすごく短い期間での受験に限られている大学もあります。
利用を考えている方は、大学がまだ決まっていなくとも、候補として挙げている大学の募集要項をしっかり見て備えておく必要があります。

英検🄬2級のレベル

2級は、準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用できる力を身につけている級で、レベルは高校卒業程度とされています。社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められます。入試活用、単位認定、共通テスト対策、さらに海外留学や社会人の一般的な英語力の条件として幅広く適用されます。

サイトより抜粋

英検合格のために

1次試験は筆記とリスニング、2次試験はスピーキングテストがあり、よし受験しよう!と思い立ってすぐ合格するものではありません。大学受験で利用するためには基礎である中学レベルは完ぺきに2級合格の高校卒業レベルまでしっかりと身につけ、日頃からコツコツと勉強し英検の出題傾向など把握し試験に望む必要があります。
筆記試験はひたすら問題を解きましょう。リスニング対策は問題も解くのもそうですが日々ネイティブな英語に触れることで耳慣れするために音楽ではなくYouTubeでリスニング問題を聞き流すなどして単語をしっかり聞き取れるようにしましょう。
面接形式のスピーキングテストはいきなり話せるものではありませんので、友達や家族の前で模擬練習をやる・受験日まで英会話スクールに通い英語で人と話すことに少しでも慣れて伝えたいことを伝えられるようにするなどやり方は様々ありますが、試験勉強はやらなければならないことが多いですが合格を目指して頑張りましょう。