英語習得するには朝型、夜型どっちがいい

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英会話の記事

英会話教室に通っているけど自主的に自宅で英語学習している方や、レッスンに参加する勇気がなく、まずは自主学習から始めようと思っている方などにとって、「いつ勉強するのが効率いいんだろう」「自分に合った時間帯はいつだろう」となんとなく疑問に思ったことありませんか。

特に仕事をされている方の多くは、朝早く起きるか帰宅後就寝前で時間が限られています。学生でもテスト前などは自宅で勉強するのは朝か夜ですよね。
もちろん通勤時間や通学時間にちょっとした勉強はできますが、それだけでは時間が少なく英語習得までの道のりは長くなります。

朝と夜の脳の働き

医学的に脳の働きは朝と夜で異なります。それぞれの特性を知ることも自分に合った勉強方法を見つける道だと思います。

【朝の脳】
交感神経が働き、活動に適した状態です。意欲学習に関わる脳内物質のドーパミンの分泌量が増えます。
【夜の脳】
副交感神経が働き、休息に適した状態です。睡眠ホルモンとも言われる脳内物質のメラトニンの分泌量が増え人を眠りに誘います。

ここまで見ると、朝型に勉強するほうが医学的な脳の働きを根拠とてよいと考えられますね。
よく目にする「朝は脳のゴールデンタイム」というのは朝目覚めてから3時間がドーパミンの分泌量が増えるため、脳が最も効率よく働くため、そう言われています。

朝型・夜型のメリット・デメリット

医学的な脳の働きでは「朝型」が優勢に感じますが、次に実生活の面からメリット・デメリットを見ていきましょう。

朝型のメリット

  • 時間が限られているから集中できる
  • 脳がしっかり起きた状態で仕事をすることで効率化できる
  • 早起きするために早寝になり、生活リズムが整う
  • 1日が長く有意義に過ごせる

朝型のデメリット

  • 朝起きるのが苦手な方には辛い、続かない可能性がある
  • 夕方以降、早い時間から眠くなる可能性がある
  • 時間が限られている分、キリの悪いところで中断することがある

夜型のメリット

  • 目標を立てたところまでしっかり進められる時間がある
  • 朝ゆっくり寝られる
  • 家族が寝ている間なので周りが静か

夜型のデメリット

  • 眠気に負けて集中できない可能性がある
  • 生活リズムが不規則になる
  • 基礎代謝が下がっている夜に食事をすることで太りやすくなる

結論

両方にメリット・デメリットがあり、それぞれ仕事・家族の生活リズムがあって、得意不得意もあります。
医学的な脳の働きや、健康面などを考えると朝方のほうが優勢ですが、一説では夜型の人は、「天才肌」「起業家に多い」「アイデア力がある」などいわれていますので、結論としては自分に合った勉強時間・リズムをまずは試してみることです。(なんだよ。って思った方すみません…)
ストレスに感じながら試すと何事も続かないので、朝が苦手な方はアラームを何個もかけて無理やり起きるのではなく寝る前にカーテンを開けておいて日の光で起きるなど、ストレス軽減しながらもできることをやっていきましょう。

おまけ

朝型・夜型で実際どういった勉強内容が頭に入りやすいのかご紹介します。
朝型
実践がおすすめ!
寝起きに暗記勉強をするとあまり頭に入ってこず眠気に襲われる可能性があります。朝の勉強では文法問題・リスニング問題(解答式)など実践勉強がおすすめです。解いて考えることで脳の活性化につながります。

夜型
暗記がおすすめ!
朝型とは逆に、夜寝る前などは暗記勉強がおすすめです。
英単語を覚えて語彙力を増やし、リスニングで英会話を聞きスピーキングで声に出してみることで英語耳を作ることに繋がります。

英語の何を勉強したいのか、身に着けたいのかによっても朝型・夜型の勉強法を変えるのも一つの手だと思います。どんなことでもストレスなく自分の意志で動くことが大切です。